ヤクルト小川、完投負け…真中監督「打つ方でチャンスを生かせなかった」
「中日3-0ヤクルト」(12日、ナゴヤドーム)
小川の今季2度目の完投も実らず、中日戦の連勝が4でストップ。真中監督は「小川はよく投げたけど、打つ方でチャンスを生かせなかった」と、今季13度目の零封負けを喫した打線を敗因に挙げた。
小川は四回に大島のソロ、八回にゲレーロの2ランと本塁打による失点のみ。「前回の反省を生かして、先頭打者に集中できた。全体的には良かったと思うが、低めに制球しきれなかったのは次への課題」と、一発につながった失投を悔やんだ。
昨夏は8月に3試合連続完投勝ちしており、暑さには強い。完投した試合は過去10戦全勝だったが、ついに黒星がついた。それでも「練習の方向性は良かったと思う。続けることが大事」と手応えは感じていた。