DeNA筒香、1試合2発は今季初「チームが勝つことが一番」
「DeNA8-2阪神」(13日、横浜スタジアム)
DeNA・筒香嘉智外野手が、今季初の1試合2本塁打をぶちかました。四回には岩崎の直球を捉え左翼席に運ぶ18号2ラン。六回にはメンデスからバックスクリーンを直撃する2打席連続の19号2ランを放った。
特に逆後方である左翼席への一発に筒香は「いい感覚はだんだん、できてきている」と手応えをつかんだ様子。ラミレス監督も「打者としてレフトへの逆方向にホームラン、センターにホームランというのは一番気持ちいい」と目を細めた。
「自分がどうこうよりもチームが勝つことが一番」と何よりもチームの勝利に満足そうな笑みを浮かべた筒香。本拠地での2位・阪神との直接対決で前夜まで2連敗したが、主将も務める男は「また今日、新しい1日。引きずることなくみんな元気な顔で球場に入っていた」と平常心で臨み、戦ったことを強調した。主将を中心に一つになったチームが今後、上昇気流に乗りそうだ。