DeNA・ラミレス監督、ミラクルなサヨナラ劇に「今年の中でベストの試合」
「DeNA3-2中日」(16日、横浜スタジアム)
DeNAが九回、倉本の適時二塁打で劇的なサヨナラ勝ちを収めた。試合後も興奮冷めやらぬラミレス監督は「素晴らしい試合だったと思います」と笑顔を見せた。
先発のウィーランドが二回に中日・福田に2ランを被弾する嫌なスタートに。それでもなお無死二塁のピンチをしのぐと、続く三回も走者を背負いながらも無失点で切り抜けた。その後は尻上がりの投球で、7回2失点の好投。指揮官は「ウィーランドは2点は取られたけれども、その後はしっかり投げてくれた。点を取られなかったことは非常に良かった」と褒め称えた。
その後も八回をエスコバーが抑え、九回には守護神・山崎康が無死満塁と絶体絶命の状況を招きながらも無失点で切り抜けた。「リリーフが点を取られなかった。リリーフが素晴らしい仕事をしてくれたと思う」と勝利を呼び込んだ救援陣をねぎらった。
2位・阪神に1・5ゲーム差と詰め寄った。ミラクルな展開でもぎ取った勝利に、ラミレス監督は「今年1年の中でもベストの試合のひとつになると思います」と、手応えをつかんでいた。