仙台育英1点守り切り16強、佐々木監督「ホッとした」
「全国高校野球選手権・2回戦、仙台育英1-0日本文理」(17日、甲子園球場)
仙台育英が序盤の1点を守り切り、佐藤世那(現オリックス)を擁し準優勝した2015年以来の16強入りを果たした。
決勝点となった1点は、二回だった。安打と犠打、死球などで1死一、三塁のチャンスを作ると、8番・斎藤の三ゴロの間に1点を先制した。
投げてはエースの長谷川拓帆投手(3年)が得点圏に走者を背負ったが、粘りの投球と好守にも助けられ、7安打完封した。
佐々木順一朗監督(57)は「ホッとした。こんな展開は夢にも思っていなかったです。長谷川の好投と要所で内野にいいプレーが出た。1-0は夢みたいですし、想像していなかった」と終始、驚きを隠せない様子で接戦を振り返った。