巨人・山口俊、今季終了まで出場停止処分「社会人として自分自身を律して参ります」
巨人は18日、傷害と器物破損の疑いで書類送検された山口俊投手(30)に対し、この日から今季終了(11月30日)までの出場停止処分とすることを発表した。また、事案の発生した7月11日から出場停止期間前日の今月17日までの間、1日につき参稼報酬の300分の1に相当する金額の罰金、出場停止期間中の参稼報酬について、1日につき参稼報酬の300分の1に相当する金額の減俸処分を科した。
山口俊はこの日、石井球団社長とともに、東京都内の球団事務所で行われた記者会見に出席。黒のスーツで臨み「警備員の方、病院関係者の方にご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます。多くの野球関係者のみなさま、チームの皆様にご迷惑をおかけしたこと、本当に申し訳ありませんでした。多くのプロ野球ファンの皆様の気持ちを裏切ってしまい、誠に反省しております。今後、このようなことが起こらないよう、社会人として自分自身を律して参ります。本当に申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げた。
送検容疑は7月11日未明、東京都目黒区の病院で男性警備員の胸を押して、後ろにある机に腰などをぶつけさせて全治2週間の打撲を負わせ、病院内のドアを蹴って壊した疑い。被害者とは示談が成立し、被害届は取り下げられた。