天理が大会通算60、61号で一気に記録更新 さらに62号どこまで伸びる!?

1回天理2死一、二塁、中越えへ3ランを放つ天理・安原=甲子園(撮影・田中太一)
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 「全国高校野球選手権・準々決勝、天理-明豊」(20日、甲子園球場)

 天理は初回、2点を先制後、2死一、二塁から安原健人内野手(3年)がバックスクリーンへ3ラン本塁打を放ち、2006年に記録した夏の甲子園最多本塁打数「60」に並んだ。

 天理は続く山口乃義内野手(3年)も左中間へソロ本塁打を放ち、一気に新記録の大会通算61号とした。山口は六回にも、この日2本目となる3ランを左翼へ放ち、これが大会62号となった。

 06年は49試合目で60号に到達したが、今大会は43試合目での到達となった。

 今大会は第4日(11日)の第1試合、広陵-中京大中京から第8日の第1試合、盛岡大付(岩手)-松商学園(長野)まで、16試合連続で本塁打が飛び出すなど、量産ペースで進んできた。

 新記録の大会通算61号と62号を放った天理の山口は試合後、「(チーム内で)試合前にいけるんちゃうかなと言っていたが、まさか自分とは…(2本塁打は)練習試合ではあるが大会では初めてです。甲子園は自分の持っている以上のものを引き出してくれると感じた。99回の長い歴史に新しい1ページを加えられてうれしい」と喜びを表した。

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