中日岩瀬 降格申し入れ 40代最多登板記録更新も連続救援失敗

 「中日2-3阪神」(20日、ナゴヤドーム)

 40代のシーズン最多登板記録を更新する今季49試合目のマウンドは、苦い記憶となった。中日・岩瀬は同点の延長十一回に3安打を浴びて決勝点を与え、登板2戦連続で負け投手に。自ら森監督に2軍降格を申し出た岩瀬は「自分の中に、2試合続けては駄目というのはある。それをやってしまった」と説明した。

 六回から両チームの救援陣が無失点でつないだ我慢比べ。緊迫した展開で42歳のベテランは球に力がなく簡単に打ち返され、仲間の奮闘をふいにした。監督は「これ以上迷惑を掛けたくないというのもあるだろう」と心中を察した。

 進退を懸けて臨む今季。当然、引退の2文字もちらつく。岩瀬は「もう一度ゆっくり考えて再起するようにやっていきたい。(1軍に)帰ってくるのを目標にやっていく」と努めて前向きに語った。

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