U18清宮、広陵・中村に矛盾コメントで敬意「余力残して燃え尽きて」
野球のU-18W杯(9月、カナダ・サンダーベイ)に出場する高校日本代表20人のうち、甲子園で4強入りし、決勝にも進んだ広陵・中村奨成捕手、花咲徳栄・清水達也(ともに3年)の2人を除く18人が22日、千葉県内のグラウンドで練習を開始。歴代最多タイとなる高校通算107本塁打の早実・清宮幸太郎内野手(3年)も参加した。
清宮は練習後、甲子園で爆発する広陵・中村について、「今日も2本で、イヤー…どうかなと思ったが、いろんな記録を塗り替えて頼もしい」と笑顔で感想。数日後に合流する仲間を迎える身として、「早くこっちに来てほしいですし、ジャパンの余力を残しながら(決勝では)燃え尽きてほしい」と矛盾する意味の言葉であらためて敬意を払った。
清宮はまた、報道陣から、「(ライバルとして中村に)闘争心が生まれるか?」と問われると、「いやいや、仲間なんでバンバン打ってほしい」と顔を崩しながら語った。
代表20人は以下の通り。※は今夏の甲子園出場選手。
【投手】
※木更津総合・山下輝(3年)※花咲徳栄・清水達也(3年)日大三・桜井周斗(3年)※中京大中京・磯村峻平(3年)※大阪桐蔭・徳山壮磨(3年)福岡大大濠・三浦銀二(3年)※秀岳館・川端健斗(3年)※秀岳館・田浦文丸(3年)
【捕手】
※広陵・中村奨成(3年)福岡大大濠・古賀悠斗(3年)
【内野手】
※仙台育英・西巻賢二(3年)東海大市原望洋・鯨井祥敬(3年)早実・清宮幸太郎(3年)日大三・井上大成(3年)履正社・安田尚憲(3年)報徳学園・小園海斗(2年)
【外野手】
※前橋育英・丸山和郁(3年)※横浜・増田珠(3年)※中京大中京・伊藤康祐(3年)※大阪桐蔭・藤原恭大(2年)