元木大介、広陵・中村と早実・清宮を比較「何かを持っている」のは…?
元プロ野球選手でタレントの元木大介が23日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、全国高校野球選手権で清原和博氏を超える大会通算6本塁打を放った広陵・中村奨成捕手と、高校通算107本の早実・清宮幸太郎選手を比較。大舞台で結果を出したことから「中村君の方が楽しみかな」と語った。
番組では冒頭から、清原超えを果たした中村について特集。同番組にもたびたび出演する元木氏に中村の評価などを聞いた。元木も上宮高校で1988年から3度甲子園に出場。甲子園通算6本塁打を放っている。
元木は「中村君は1大会で6本。すごい。ぼくは足元にも及ばない成績なんで」と語ったが、中村はプロとして通用するかという質問に「今のままでは即戦力も難しいかも分からない。体の線が細い」と体格面を指摘。「上でやるからには、体を大きくしていかないといけないし、ホームランをいっぱい打ったからといって、プロでもいっぱい打てるわけではない。私を見ているように」と自虐も交えてコメントした。
だが、バント処理などの守備面は目を見張るものがあるといい「動きは速いし、非常に優れたものはもっている。プロでも通用するんじゃないですか」と評価した。
また、多くの高校野球ファンが気になっている清宮との比較についても言及。どっちが上?という直球質問に「清宮君もホームラン打てるバッターなんで、どっちがどっちということは分からないですけど」と前置きした上で「甲子園の舞台であそこまで活躍できるってことは何か持っている子だと思うので、楽しみと言ったら中村君の方が楽しみかな」と、現時点では大舞台で結果を出している中村の方を推していた。