広陵・中村プロ志望明言「プロの舞台で悔しさ晴らしたい」【一問一答】

9回広陵1死一塁、左線二塁打を放ち二塁に到達した中村=甲子園(撮影・持木克友)
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 「高校野球選手権大会・決勝、花咲徳栄14-4広陵」(23日、甲子園球場)

 花咲徳栄(埼玉)が猛打で広陵(広島)を圧倒し、初優勝を飾った。広陵の悲願の夏の甲子園制覇はならなかった。

 大会新記録の6本塁打を放っていた中村奨成捕手(3年)は5打数3安打。今大会通算19安打で大会タイ記録とした。また、二塁打も通算6本とし、1大会最多二塁打記録に並んだが、この日は本塁打が出なかった。

 以下は中村の一問一答。

 -試合が終わっての感想は。

 「悔しいですけど、最高の仲間と一緒にここまで来られて幸せです。一生の宝物になりました」

 -九回の二塁打については。

 「何とかつなごうと思っていた。1年生から使ってもらっていたので、中井先生に優勝で恩返ししようと思っていたが、ここまで来られて恩返しできたかなと」

 -今後については。

 「この悔しさを糧に、プロの舞台に立って、悔しさを晴らしたい」

 -数々の打撃記録を残したことは。

 「優勝して、記憶にも記録にも残りたかった。満足していない」

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