早実・清宮が高校通算最多記録更新する108号 【一問一答】「木製でも飛距離が出る」
「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」日本代表が25日、千葉県内で千葉工大と練習試合を行い、「4番・一塁」で先発出場した早実・清宮幸太郎内野手(3年)が高校通算の史上最多を更新する108号本塁打を放った。
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-初めての実戦を終えて。
「すごい打つなというのが最初の印象です。こんなに打つとは思っていなかった」
-その中でもすごいと思ったのは。
「安田(履正社)は2本打っていたので。場外にも飛ばしていたので、すごいなと思った」
-監督は明るいチームと言っていたが意識していることは。
「2年前(のW杯)のチームがとても良いチームで。自分も輪の中にすんなり入れていただいて、すごく明るくて和気あいあいとして良いチームだった。自分の目指すところ、知っているところがそこしかない。準優勝まで行ったので、あのチームを目標にしている」
-新記録の108号の本塁打について。
「スライダーを待っていたので、打った瞬間にいったと思いました。(確信して)バットを投げていたとみんなに言われて。そんなつもりはなかったんですけど」
-達成した感想は。
「すごいみんなにも言われていたので、自分自身も抜けるに越したことはないと思っていた。それがプレッシャーになる前に打てて良かったです」
-自分らしい本塁打だった。
「そうですね。よく飛んでいたので、自分らしい打球だったと思う」
-今後へ向けて。
「明日、明後日と連戦ですけど、また今日、新たな2人(広陵・中村ら)がやってきますし、その2人も自分たちの輪の中に取り込んで、すぐになじんで良いプレーをしてもらえるように、チーム作りをしていきたい」
-高校生で一番本塁打を打った選手になった。
「自分自身もタイ記録にこだわりはなくて、やるからには抜きたいというのがあった。自分もそんなに打てる感じはなかったが、1打席目に見逃しの三振をしてから、良い修正ができた。久しぶりの実戦で、しっかりと感覚を取り戻せた」
-木製バットでの本塁打だった。
「木製でもしっかり飛距離が出るというのが分かったというか、自信にもつながった。臆せずに振っていきたい」
-主将として意識していることは。
「声出しですかね。ちょっと声がないときに、しっかりと自分が声を出していければと思っている」
「目標は世界一だけど、まだまだクリアしないといけない課題がある。コミュニケーションだったり、連携だったり、そういうところはこれからの実戦で取り組んできたい」