DeNA4連勝! 虎と2・5差 3安打の筒香にラミレス監督も最敬礼
「ヤクルト6-8DeNA」(25日、神宮球場)
主砲のバットが火を噴いた。DeNA・筒香嘉智外野手が3安打4打点と打線をけん引。チームを4連勝に導き、2位の阪神に2・5ゲーム差と迫った。大歓声を浴び、「打点を挙げれば挙げるほど、チームの勝利に直結する。良かったです」と汗をぬぐった。
流れを引き寄せた。まずは三回2死一、三塁。“筒香シフト”を敷いた相手をあざ笑うかのように、広く開いた三塁線を破る先制の2点二塁打。七回1死二、三塁でも左中間へ2点二塁打を放ち、一挙6点のビッグイニングを演出した。いずれも逆方向への打球に、ラミレス監督も「いいアプローチ。早いカウントから、ストライクを見逃さずに打てている」と最敬礼だ。
前カードの広島3連戦は、球団史上57年ぶりとなる3試合連続サヨナラ勝利。勢いを敵地に持ち込んだ格好となったが、筒香は首を横に振る。「勢いというより、自信がついた。一人一人が自信をつけて、しっかりした野球ができている」。DeNAの上昇ムードが、一気に高まってきた。