巨人・谷岡、菅野代役プロ初先発でKO 由伸監督は責めず「いい経験に」
「巨人4-8阪神」(26日、東京ドーム)
エースの登板回避という状況を好転させることはできなかった。菅野の“代役”でプロ初先発となった巨人のドラフト3位ルーキー・谷岡竜平投手(21)は3回5失点で降板。それでも、高橋監督は「ここからの選手。いい経験にしてくれればいい」と責めることはなかった。
初回1死一、三塁は切り抜けたが、続く二回2死一、二塁から糸井に先制3ランを被弾。その後、ロジャースに2点適時二塁打を浴びた。「あそこ(糸井の3ラン)で切れればね。これからの課題になってくるのかな」と指揮官。糧としての成長を促した。
5点を追う厳しい展開の中で、四回に3点を返すなど、一方的な敗戦とはしなかった。再び勝率5割を割ったが「いい部分もあった試合。次につなげていかないといけない」と、カード勝ち越しを見据えた。