高校日本代表が逆転負け…清宮と安田は3戦連発ならず
野球のU-18(18歳以下)ワールドカップ(9月1日開幕、カナダ・サンダーベイ)に出場する高校日本代表が27日、千葉県内で城西国際大と練習試合を行い、2-5で逆転負けした。
初回に今秋ドラフト1位候補の5番・安田尚憲内野手(3年・履正社)の中前適時打などで2点を先制。しかし、二、六回に1点ずつを返されて同点に追いつかれると、七回に失策も絡んで決勝の3点を奪われた。
安田は九回にも右翼へ安打を放ち、4打数2安打1打点。「4番・DH」で出場した高校通算109本塁打の清宮幸太郎内野手(3年・早実)は3打数無安打。ともに3試合連続本塁打はならなかった。3番に座った中村奨成捕手(3年・広陵)も3打数無安打だった。
投手陣では、先発した川端健斗投手(3年・秀岳館)が3回2安打1失点、5奪三振。夏の甲子園で優勝した清水達也投手(3年・花咲徳栄)が2回3安打無失点だった。
4安打に封じられた内容にも、小枝守監督は「大学生のうまさにやられたが、収穫のある試合だったと思う。難しいボールへの対応に苦慮していた。木製と金属の違いがしっかりわかったと思う」と前向き。投手陣については「清水君は抑えでいけそう」と構想を明かすと「守備も攻撃陣もだいたい見えてきた」とチーム作りへの手応えを口にした。
高校日本代表は28日にカナダへ出発する。
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