3位DeNA、2位阪神と再び2・5差 桑原大活躍!今季15度目の猛打賞
「ヤクルト3-7DeNA」(27日、神宮球場)
“ラミレスチルドレン”が、躍動した。DeNA不動の1番打者・桑原将志外野手(24)が3安打3打点と大暴れ。15安打7得点の打線をけん引した。
二回には2死二、三塁で右中間に2点適時二塁打と勝負強さを発揮し「かえせて良かったです」と会心の笑み。3点差に迫られた直後の八回には右前適時打を放ち、流れを渡さなかった。我慢もしながら桑原をスタメンで使い続けたラミレス監督は「リードオフマンとしてよくやってくれた」と目を細めた。
今季15度目の猛打賞をマークしたが、桑原は「数は気にしないです」と涼しい顔。大事なのは勝負所となる9月、チームのために仕事をこなすことだと心得ている。「塁に出る役割を見失わずにやっていきたいです」と意気込みを示した。
快勝したチームは2位の阪神に再び2・5ゲーム差に迫った。「2位に近づけたので非常に重要なこと」と指揮官。5勝1敗で6連戦を終え、手応えもつかんだ。一気に上昇気流に乗りそうだ。