オリックス 敗戦後緊急ミーティング40分 野戦病院化に福良監督困り顔
「ロッテ6-2オリックス」(29日、ZOZOマリンスタジアム)
敗戦後、コーチ室にこもったままオリックス首脳陣が出て来ない。選手が全員バスに乗り込んでもその部屋のドアは閉まったまま。40分後、福良監督が「いろいろありまして」と困り顔で表れた。
話し合いの議題は続出する故障者だ。ロメロが27日の西武戦で右肘に死球を受けた影響で先発を外れた。吉田正、中島も体調不良を抱える。「みんなDHなら出られると言うんだけど一つしかないから」と苦笑する。
ベテラン小谷野は四回に荻野の打球を好捕した際に左肩を強打するなど、ボロボロの状態で最後まで出た。
指揮官は「小谷野は明日は無理でしょう。抹消も考えておかないと。なんとかやりくりして。いるメンバーでやってくれるでしょう」と努めて明るく話したが、野戦病院と化すチーム状況は深刻だ。