DeNAラミレス監督、飯塚の初勝利に大興奮「やっとこの時が来た」

 「中日3-6DeNA」(30日、ナゴヤドーム)

 DeNAのアレックス・ラミレス監督が、秘蔵っ子の飯塚悟史投手のプロ初勝利に大興奮だった。

 プロ6度目の先発となった高卒3年目右腕はひるまず、相手に挑んだ。内角をグイグイと攻め、変化球を効果的に使った。「いつもより内角をしっかり意識して投げていたと思います。フォークも落ちてました」と絶賛した。

 今季1軍デビューさせたのは、才能にほれ込んでいたからだ。監督就任当初の15年の奄美秋季キャンプ。「最初に目に付いたのが飯塚でした。非常にいいピッチャーだと思いました」と指揮官は常々、話してきた。

 今季、ここまでの5試合で白星がつかなくても先発で起用し続ける“我慢”もした。これも自らが“発掘”した将来のエース候補だからこそだ。

 「やっとこの時が来たかなという感じです。向こうもエースピッチャー(大野)ですし、タフな状況での先発になりましたけど、いい仕事をしてくれたと思います」と目を細めて喜んだ。

 前夜は痛恨の逆転負けをしたが、若い力で勝利を収め、再びチームは勢いに乗りそうだ。ラミレス監督は「安定した戦いをしっかり続けて、2位を狙っていければと思います」と力強く明言した。

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