日本ハム・大谷、31日復帰登板「何も考えず飛ばす」 メジャー15球団以上が視察へ
日本ハム・大谷翔平投手(23)が30日、先発する31日のソフトバンク戦(札幌ドーム)に向け、旭川スタルヒン球場で最終調整。7月12日以来、今季2度目のマウンドでは、初回から飛ばして無失点投球をすると意気込んだ。
体は本来の状態に戻った。後は相手打者を剛速球でねじ伏せるのみだ。この日は、投球フォームを入念に確認しながら丁寧にキャッチボール。「しっかりゼロで抑えたい。何も考えずに飛ばしていきたい」と静かに闘志を燃やした。
開幕前は右足首痛、4月8日に左太もも裏肉離れを発症。二回途中4失点と散々な結果に終わった初登板以降、定期的なブルペン入りで球数を増やし、体もフォームも完璧に仕上げた。「だいぶ状態は上がっている。しっかりマウンドで自分を出していければ」と自信を漂わせた。
当日はメジャー15球団以上が視察に訪れる。二刀流復活へ、なんとしても結果を残す。