ハリケーンでドタバタ到着のメキシコ黒星…選手13人、ヘルメットはスーパーで購入

 「野球U-18ワールドカップ・1次リーグB組、日本10-1メキシコ」(1日、カナダ・サンダーベイ)

 メキシコは終盤に突き放され、黒星発進となった。

 大型ハリケーン「ハービー」の影響で到着が遅れ、開幕戦でベンチ入りできたのは13選手。試合前日の夕方に現地入りし、翌朝9時30分から試合という過酷な日程だった。用具の一部も届かず、ヘルメットは大型スーパーで現地購入したものを使用した。

 四回には左翼フェンス直撃の二塁打で好機を作り、押し出し四球で得点。一時は2点差としたが、終盤に突き放された。

 エストラダ監督は「日本はとても強かった。投手がとてもよかったね。打者では9番と1番の2人に大きなダメージを食らったよ」と認めながらも「我々は本来の姿ではなかった」と仕方がないといった表情。清宮との対決については「力強い。でも、我々の投手もいいピッチングをした」と投手陣の奮闘をたたえた。

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