ソフトバンク・サファテ46S日本球界最多タイ 球児、岩瀬に並ぶ
「ソフトバンク3-1楽天」(2日、ヤフオクドーム)
2点リードの九回2死二塁。ソフトバンク・サファテが藤田をフォークボールで空振り三振に仕留めると、左手に右拳を当てるお決まりのポーズで一塁ベンチに頭を下げた。今季46セーブ目。日本球界のシーズン最多記録に並んだ。
2005年の岩瀬(中日)、07年の藤川(阪神)という球史に残る名ストッパーたちと肩を並べた。「僕が日本に来た1年目(広島時代の11年)から、すごい投球をしていたお二人。とても光栄」と喜んだ。
今季のセーブ機会での失敗は、8月5日・西武戦の一度だけ。記録の懸かった試合でも普段通りの投球で勝ち試合を締め12球団最速のクライマックスシリーズ進出を呼んだ。
サファテの日本記録更新は時間の問題だ。ウイニングボールは「ネクスト!」と渡した千賀を経由し、この日観戦に訪れた孫オーナーの手に渡った。1日に点灯した優勝マジックは二つ減って14。歓喜はすぐそこまで近づいている。