ラミレスDeNAやばい…巨人と0・5差 苦手意識!?カード7連敗
「DeNA1-3巨人」(2日、横浜スタジアム)
背後から迫る足音をかき消すことができない。投手陣の乱調による逆転負け。打線は沈黙。「勝ったり負けたりするのが野球なので」と前を向くDeNAのアレックス・ラミレス監督の言葉にも、いつもの力強さがない。
三回まで快投の石田が、1点リードの四回に乱れ、押し出し四球で同点とされる。六回は2死満塁から2番手・尾仲の暴投で決勝点を献上。打線も三回の筒香の先制打後は、1安打に抑えられた。
巨人戦7連敗で0・5ゲーム差と迫られた。「プレッシャーは関係ない」としたラミレス監督。ただ「打者は何とかしようという気持ちが出て悪い球に我慢ができなかった」と平常心でないのは明らか。「明日勝ってAクラスを維持して終わりたい」としたが、歯車は少しずつ狂い始めている。