オリックス・吉田正2桁弾!球団31年ぶり新人から2年連続
「オリックス11-6西武」(3日、京セラドーム大阪)
4番打者よりも恐れられた。五回2死二塁。オリックス・吉田正尚外野手は次打者が4番ロメロでも敬遠された。無理もない。前の打席で逆転3ランを放っていたのだから。
「最近ゴロのアウトが多かったので、球1個下を狙うくらいでいいかなと。第1打席ライナー性のヒットになったので、そういうイメージで」
三回1死一、二塁。ツーシームを右翼席へ運んだ。西武戦で6本目。6試合ぶりの10号で新人年から2年連続の2桁。球団では1986年の熊野輝光以来31年ぶりだ。昨年は63試合出場で10本、今季は42試合で到達した。
14・9打数に1本塁打のペースは22発のロメロに匹敵、ソフトバンクの柳田に1・0及ばないだけだ。それでも吉田正は「次の一本が大事。20本、30本と続けていきたい」と足もとを見つめた。