U18左腕トリオ23K奪三振ショー 川端15K 田浦5K 磯村3K
「U-18W杯・1次リーグB組、日本0-4米国」(2日、サンダーベイ)
日本は大会3連覇中の米国に完封負けし、1勝1敗となった。
日本が誇る左腕トリオが、三振の山を築いて意地を見せた。取りも取ったり毎回の23K。中でも圧巻は、先発の川端だ。140キロ台中盤の直球に、カーブやカットボールを効果的に使い、六回途中で15三振を奪った。
二回は高めに外そうとした直球を先制被弾。「1球の重みを痛感した」と反省する一方「投げている間に打者の特徴もわかってきて、しっかり腕を振っての結果。1つの大きな収穫だった」と自信もつかんだ。
2番手の田浦も4連続を含む5奪三振、3番手の磯村も3奪三振。失策や振り逃げが失点に結びつき「守り負けした」という小枝監督も「投手陣はベストピッチに近い」とたたえた。「もう一度、リベンジで投げたい」と川端。次こそ勝利につなげる快投にする。