DeNA、サヨナラ呼んだ執念継投! 3戦連続完封勝利

 「DeNA1-0ヤクルト」(6日、横浜スタジアム)

 DeNAの投手陣の粘りが、劇的勝利を呼び込んだ。延長十一回、宮崎の12号ソロでサヨナラ勝ち。横浜時代の01年以来、16年ぶりにチームは3試合連続完封勝利を飾った。4位巨人との差が2・5ゲームに拡大。ラミレス監督は「この3試合はすごくハッピー。飯塚はもちろん、リリーフもいい仕事をしてくれた」と絶賛した。

 流れをつくったのは、20歳の飯塚だった。「しっかりと自分の投球で勝負することができた」と7回3安打無失点の好投。バトンをリリーフ陣に託すと、砂田、パットン、山崎康、田中健もスコアボードに0を刻み続けた。3試合連続完封勝利は01年6月5日の広島戦から同10日の中日戦以来。2日の巨人戦の八回から、31イニング連続無失点となった。

 快挙を支えた捕手の貢献度も大きい。この3戦は高城、嶺井、戸柱の順にスタメンマスクをかぶった。3捕手の併用制について、ラミレス監督は「一人だと相手が配球に慣れてしまうこともある。3人いれば3パターンある」と力説。現役時代、捕手の配球を徹底的に研究した指揮官だからこその起用法だ。

 この日の観客動員数は26951人。主催の大入り回数55回を記録し、昨年を超えて球団最多記録となった。ファンが歓喜に酔いしれる中で、ラミレス監督は「マタアシタ、ガンバリマショウ!」と言葉に力を込めた。

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