西武菊池が今季4度目完封でハーラートップタイ14勝目 自己最速タイ158キロ記録
「西武3-0ロッテ」(7日、メットライフドーム)
西武の菊池雄星投手がハーラートップタイの14勝目を、両リーグトップとなる今季4度目の完封で飾った。ロッテ打線を散発4安打、1四球で10三振を奪い、スコアボードに9つの0を並べた。
7月から3カ月連続での完封勝ちとなった左腕は、七回にペーニャの打席で自己最速タイの158キロもマーク。
「球に力があったのでいけると思いました。ファインプレーにも助けられ、気持ち良く投げられました。今年はスライダーを自信持って投げられている。この時期になるとあと何試合投げられるかと寂しい気持ちになるが、1試合でも多く投げられるように頑張ります」とお立ち台でエースの風格を漂わせていた。
打線は二回、この日、8月の月間MVPを受賞した4番の山川が中越えに先制の15号ソロ。三回には秋山の23号ソロで加点すると、四回にも1点を加え、エース左腕を援護した。
2試合連発の秋山は「久々いい感触でした。いい形でいい本塁打になった。あっという間にレギュラーシーズンは終わってしまうので、とにかく上を目指して勝っていきたい」とアピール。菊池の投球については「気合いも入っていたし、色々あったことを感じさせない投球でした」と話していた。
ロッテは先発の関谷が7回3失点と踏ん張ったが、打線が菊池の前に沈黙した。