日本ハム大谷が1年ぶりのマルチ本塁打 6&7号で4打点 プロ初の1試合3発はならず

1回、先制2ランを放った大谷を出迎える栗山監督
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 「西武2-9日本ハム」(8日、メットライフドーム)

 日本ハムの大谷翔平投手が昨年9月10日の楽天戦(Koboパーク宮城)以来となる今季初のマルチ本塁打をマークした。1試合2本塁打はプロ入り4度目。

 「3番・DH」で先発した大谷は初回1死一塁で、西武先発の野上と対峙。フルカウントから野上が投じた7球目の外角寄りの直球をフルスイングすると、打球は弾丸ライナーで中堅右へと突き刺さる先制の6号2ランとなった。

 8月17日以来の一発に二刀流は、「打ったのは真っすぐですね。久しぶりのホームランです。外寄りのボールだったんですけど芯で捉えることができたので、思ったよりも伸びてくれました。初回に先制できて良かったです」と振り返った。

 第2打席は見逃し三振に倒れたが、打線が四回、5点を奪ってなおも2死二塁で迎えた第3打席では、代わったばかりの左腕ガルセスから、真ん中のチェンジアップをフルスイング。打った瞬間、それと分かる当たりは右翼ポールを直撃する7号2ランとなった。

 プロ初の1試合3本塁打が懸かった七回の第4打席は空振り三振。九回の第5打席は死球だった。

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