楽天・則本 本拠地連敗止めた! 笑顔の12勝目
「楽天2-1オリックス」(10日、Koboパーク宮城)
苦しみを乗り越えた。楽天・則本が7回1失点で12勝目を挙げ、本拠地でのチームの連敗も10でストップし、お立ち台では「お待たせしました」とファンに声を張り上げて笑った。
前回登板だった3日のソフトバンク戦では九回にサヨナラを許し、チームは2005年以来の10連敗を喫した。マウンド上で悔し涙を流す程の大きな敗戦だったが、いつまでも引きずることはしない。
「勝ちは運も必要。できることをしっかりやる。ゲームをつくる」が信条。制球に苦しんだこの日は五回が終わると試合中にもかかわらず、ブルペンで投球練習を行い、フォームのバランスを整えて勝利につなげた。
2位・西武とは1ゲーム差。「とにかく勝つことだけを考えてやりたい」と余韻に浸ることもなく、残り試合に気持ちを向けた。