巨人・坂本 不振脱出!16戦ぶりマルチで3割に戻した

 「巨人6-1ヤクルト」(10日、東京ドーム)

 主将のバットが、久々に快音を奏でた。9月に入り、26打数2安打。打率・077と不振にあえいでいた巨人・坂本勇が3安打で今季12度目の猛打賞。16試合ぶりのマルチ安打で、打率も4試合ぶりに3割台に戻し「ホッとせず、あさって(12日)の試合につながるように、やるだけです」と表情を引き締めた。

 四回の第2打席で右中間への二塁打。七回2死一塁での第4打席では中前打でチャンスを広げ、その後の3者連続適時打につなげた。八回2死一、三塁での第5打席では中前適時打。15試合ぶりの打点で締めた。阿部にスイング軌道の助言を仰ぐなど、試行錯誤を重ねてきた背番号6。主軸の働きを取り戻し、快勝劇の一翼を担った。

 12日からは敵地で2位・阪神、本拠地で3位・DeNAとの計5試合を迎える。「勝負の週になる」と位置づけた高橋監督は「これで調子が戻ってくれればいいね」とうなずいた。今季、甲子園で打率・448と打ちまくっている坂本勇が見せた復調の兆し。吹き始めた追い風に乗って、猛虎に挑む。

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