侍ジャパン稲葉監督、11月開催の国際大会に意欲「戦える選手見つけたい」
11月に開催される新たな野球の国際大会「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(11月16日開幕、東京ドーム)の発表会見が11日、都内で行われた。
会見に出席した日本代表「侍ジャパン」稲葉篤紀監督(45)は、選手選考に関して「アジアのチャンピオンを決定する大会である以上、勝利第一の人選を前提に、20年東京五輪金メダル獲得のためにも、将来的な視野を持ちながら考える必要がある」と話した。
今大会の代表は原則的に24歳以下の選手で構成(プロ3年目の選手は25歳以上でも出場できる)され、オーバーエージ枠も設けられる。「(あと2カ月間)選手をしっかりと見て、戦える選手を見つけたい」とした。
またコーチ陣も発表され、ヘッドコーチに日本ハム・金子誠打撃コーチ(41)、投手コーチに元日本ハムの建山義紀氏(41)、内野守備・走塁コーチに巨人・井端弘和内野守備走塁コーチ(42)、外野守備・走塁コーチにロッテ・清水雅治外野守備走塁コーチ(53)、バッテリーコーチに巨人・村田善則バッテリーコーチ(43)が決まった。打撃コーチは後日発表となる。
首脳陣に対して稲葉監督は「国際大会やメジャーリーグなど、経験のある人たち。いろんな意見を出し合いながら、みんなでチームを強くしようという話はした」と、3年後へのチーム強化へ大きな期待を込めた。