清宮一問一答「東京五輪、目指したい」あと半年は普通の高校生活を楽しむ

帰国し食べたい物について聞かれ悩んだ表情の清宮幸太郎=羽田空港(撮影・堀内翔)
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 野球U-18W杯(カナダ・サンダーベイ)で銅メダルを獲得した高校日本代表が12日、羽田空港に帰国した。主将を務めた清宮幸太郎内野手(早実=3年)が到着出口に姿を見せると、居合わせた一般客からは拍手が起こった。取材に応じた清宮の一問一答は、以下の通り。

 -今の気持ちは。

 「びっくりしました。(出迎えの人が)こんなにいると思いませんでした」

 -日本の力をどう見せられたか。

 「そんなに見せられたところはなかったけど、アメリカ相手にピッチャー陣が頑張れたところは、日本の力を見せられたかなと思います」

 -大会を通じて感じたことは。

 「(木製)バットの対応です。金属は日本くらいで、アメリカの州によって違いはありますが、そこが大きかったなと思います」

 -日本代表について。

 「これから野球を続けるからには、やはりトップチームでと思っています。(U-18W杯に)2回も出て、世界一にはなれなかった。大学かプロか決めていないので、どういう形で日本代表になれるか分かりませんが、届かなかった世界一をもう一回目指したい」

 -20年東京五輪への思いは。

 「大学に行っても、プロにいってもオリンピックは出られるので、もちろん、東京でやるからには目指したいと思いますし、でも今は力不足、いっぱい練習して力をつけて頑張りたいです」

 -将来、高校日本代表でプレーする後輩に向けて。

 「一番感じるのは急造チームの難しさですね。みんながプライドの高い中で集まり、思い通りにプレーできない部分もあります。世界大会の機会がなく、悔しさだったり、先輩の姿をじかに見ることがなく、気持ちがつかみにくいところがあると思いますが、選手権のおまけではなく、負けたら後悔するので、目の前のことをひとつひとつこなしていって、いいチームになって世界一になってほしいと思います」

 -日本で食べたいものは。

 「あまりないですね(笑)。寿司も空港で食べましたし…。焼き肉かな」

 -残りの高校生活をどう過ごすか。

 「文化祭とか体育祭とか、普通の高校生の生活になるので。それも今しかできない。行事を楽しんで、ずっと小学校から一緒だった仲間もいるのでいい半年を過ごせたらと思います」

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