巨人・菅野、祖父の故・原貢氏に「ふてくされて投げたらぶっ飛ばされた」
巨人の菅野智之投手が16日放送の日本テレビ系「ズームイン!!サタデー」内のコーナー「プロ野球熱ケツ情報」に出演。自身の祖父であり、原辰徳前監督の父である故・貢氏からは「ぶん殴られました」と厳しい指導を受けたことを明かした。
貢氏はかつて福岡・三池工を夏の甲子園で初出場初優勝に導き、その後は息子の原氏も在籍した東海大相模、東海大の監督としてアマ野球界をけん引。原氏が巨人を率い、菅野がエースとして台頭していた2014年5月に他界した。
そんな貢氏は「厳しかった」と一言。菅野には早くから期待していたこともあったのか、プライベートでも礼儀にはうるさかった。原前監督の息子と一緒に遊んでいるときに「いとこがじいちゃんの頭を触っても何も言わない。でも僕が便乗して触ると、僕だけ殴られるんですよ」とちょっぴり納得いかない様子を見せた。
また高校3年の最後の夏の大会中に、急に「ピッチング見るぞ!」と声をかけられたことがあったという。「『なんで投げなきゃいけないんだ』とふてくされて投げてると、ぶっ飛ばされた」と厳しかった指導を懐かしそうに振り返った。
それでも「私情で殴ったことはない。(一流のプロ野球選手にという)思いがあった。(厳しいのは)グラウンドではみんな一緒だと思うんです。だから感謝してます」とキッパリ。そしてMCの宮本和知氏に促されると、照れながらカメラに向かい「おじいちゃんのおかげで強くなれました」と、天国の祖父に感謝の言葉を伝えていた。