パMVPは?ソフトバンク工藤監督の“申し子”も候補 サファテ、柳田も有力候補

胴上げされるソフトバンク・工藤公康監督=メットライフドーム(撮影・金田祐二)
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 「西武3-7ソフトバンク」(16日、メットライフドーム)

 圧倒的な強さで2年ぶりにパ・リーグを制覇したソフトバンク。MVP候補の本命には、ここまで51セーブを挙げプロ野球記録を更新中のサファテや、この試合でも2015年以来となる自身2度目の30号を放つなど三冠王の可能性もある柳田が挙がるだろう。そして忘れてはならないのが、V王手の一戦でハーラー単独トップの16勝目(4敗)を挙げ、最多勝のタイトル争いを引っ張る東浜だ。

 工藤監督から将来のエース候補の一人として「強化指定選手」に指名され、通算224勝左腕の投球理論を注入されてきた。昨年はシーズン中でも約2時間のウエートトレを週3、4日こなし、プロ4年目で自己最多9勝を挙げた。

 東浜自身も「(トレーニングは)きついけど、いい結果が出ている」と手応えを得て臨んだ今シーズン。順調に白星を重ね、7月27日の楽天戦で初の2桁10勝に到達した。12年度ドラフト1位で入団し、1年目から3年間は3勝、1勝、2勝と伸び悩んできた右腕の才能がこの2年で大きく開花し、王座奪回への原動力となった。

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