日本ハム大谷は『走攻』で勝利に貢献 Vのソフトバンクは「毎年強い」
「日本ハム6-3オリックス」(16日、札幌ドーム)
日本ハム・大谷翔平投手(23)が打って走ってチームを勝利に導いた。1点を追う三回無死一、三塁で左前へ同点適時打を放つと、2点リードの七回には中堅フェンス直撃の二塁打。中田が左前打で続くと、自慢の快足を跳ばして一気にホームを狙った。
スライディングで一度はアウトと判定されたが、リプレー検証に。「足が入った感覚はあった」との言葉通りに判定は覆った。ただセーフをもぎ取っても満足感はない。「止まらずホームに向かっていれば、本来クロスプレーになる場面じゃなかった」。来季のメジャー移籍をにらみ、あくなき向上心をのぞかせた。
ソフトバンクの優勝が決まったことに「僕は(ケガで)いなかったので対戦する機会はそんなになかったが、毎年強い。素晴らしいチーム」と振り返った。