またG畠に…ラミ監督脱帽、DeNA自力CSも消滅
「巨人6-1DeNA」(17日、東京ドーム)
またも新人右腕の前に苦杯をなめさせられた。DeNAは巨人先発の畠に五回まで無安打に抑えられての完敗。アレックス・ラミレス監督(42)も「今日は畠に素晴らしい投球をされた」と脱帽するほかなかった。
初回から主砲・筒香がすべて直球で空振り三振に仕留められるなど、打線は沈黙。六回には倉本のチーム初安打から1死二、三塁の好機を作るも筒香、ロペスが凡退し、得点を奪うことができない。今季、畠との対戦は0勝3敗となった。
「今季はもう、彼とは対戦しないということをポジティブに考えたい」とラミレス監督。それでも打線の低調ぶりは深刻だ。9月のチーム打率は・226。1試合平均2・2得点と下降線をたどる。
打開策を問われた指揮官も「(選手に)任せるしかない。アドバイスはできるが、打席で打つのは彼らなので」と選手の力を信じるしかない状態だ。再び4位転落で、自力CS進出の可能性も消えたが「目の前の試合を勝つしかない」と筒香。その言葉通り、一戦必勝で道を切り開くしかない。