東大は敗れ、15年ぶり勝ち点の行方は3回戦へ…エース宮台「すべて出し切りたい」
「東京六大学野球、慶大4-1東大」(18日、神宮球場)
東大は敗れ、02年秋以来15年ぶりとなる勝ち点奪取の可能性は、3回戦に持ち越された。
先発した浜崎貴介投手(2年・鶴丸)が、自己最速の141キロを計測した直球を軸に、三回まで無失点投球。1点を先制された四回は、裏の攻撃で打線が3安打を集中して同点に追いついた。しかし、五回に2点を勝ち越されると、七回にも加点された。
1回戦で完投勝利を挙げた今秋ドラフト候補の宮台康平投手(4年・湘南)は、ブルペン待機も出番はなし。浜田一志監督は「リードしていたら、七、八、九回は宮台の予定でした」とエースの投入プランがあったことを明かした。
試合中に投球練習を行った宮台は「準備はしていた。今日もロースコアだし、チームとしても悪くない」と内容には手応えを感じている様子。先発が確実な3回戦へ向け「中1日で投げることを課題としてやってきた。(17日の雨天順延で中2日になり)オフが入ったのはよかった。すべて出し切りたい。もう1回、おとといみたいな試合ができたら」と勝ち点奪取に闘志を燃やした。