オリックス山崎福2回途中KO 鬼の福良監督!試合中に今季2度目の強制帰阪
「日本ハム7-1オリックス」(18日、札幌ドーム)
先発マウンドに居たオリックス・山崎福也投手(25)は試合終了を待たずに球場から姿を消していた。1/3回4失点のKO劇。5月26日のロッテ戦(ZOZOマリン)でも三回持たずにKOされ、帰阪を命じられており、試合中の強制送還は今季2度目の屈辱。台風が通過した北の大地から無念の帰路についた。
初回先頭の西川への四球から始まった。松本は三直で1死。続く大谷の一、二塁間へのゴロを小島がグラブに当てながら捕球できず二塁強襲の内野安打にしてしまい一、三塁。ここで中田は三ゴロ。併殺かと思われたが小谷野が失策で先制点を許しなおも一、二塁。レアードに四球で満塁とし、横尾は追い込みながらカーブを右への二塁打にされ2失点。大田に四球を出したところで、マウンドから引きずり降ろされた。
「悔しいということしかありません」
この言葉を広報に託し球場を後にした。
福良監督は「やっぱり四球でしょう。打たれるのはいいんだけどね。(守備のミスに)かわいそうなところもあったけど。次?厳しいでしょう」と19日の登録抹消を示唆した。今季7度の先発で勝利は7月10日の日本ハム戦で完封した1勝(4敗)だけ。期待の分だけ裏切られた気持ちも大きい。久々に鬼の福良監督が出現した。