ソフトバンクが90勝到達 21世紀で3度目の快挙 残り10試合シーズン最多勝利も
「日本ハム1-4ソフトバンク」(20日、札幌ドーム)
ソフトバンクが日本ハムに快勝し、2015年以来の90勝到達。21世紀に入っての90勝は、2002年の西武を加え、3度目のとなった。プロ野球のシーズン最多勝利は1955年に南海が記録した99勝。ソフトバンクは今季10試合を残している。
先発したバンデンハークが6回1失点。7安打2四球と走者を出したが、8三振を奪うなど要所を締め、13勝目(7敗)をマーク。九回を締めた森が今季初セーブ。
打線は1点ビハインドの六回に中村晃の適時打で追いつくと、七回には代打・塚田が日本ハム先発の上沢から2号勝ち越しソロを左越えに放った。この回、本多の適時二塁打で1点を加えると、八回には今宮が日本ハム3番手の白村から14号ソロを右越えに運び、突き放した。
代打で初球をスタンドへ放り込んだ塚田は「初球から積極的にいこうと打席に入りました。結果が残せて良かったです」と振り返っていた。
日本ハムは打線が7安打を放ったものの、2桁10三振を喫するなどチャンスを生かせなかった。先発上沢は6回2/3を7安打3失点で8敗目(4勝)。チームも2連敗で、大島康徳監督が指揮を執っていた2001年以来の80敗到達となった。