巨人・由伸監督、菅野を手放しでたたえる「1人で耐えてくれた」
「阪神0-2巨人」(20日、甲子園球場)
巨人・高橋由伸監督が菅野智之投手の快投を、手放しでたたえた。
5位・中日に連敗し、4位に転落して迎えた試合。連敗ストッパーを託されたエースは終始、危なげない投球で阪神打線をわずか2安打に封じ、三塁も踏ませずに今季4度目の完封で16勝目。チームに漂っていた暗雲を吹き飛ばした。
連敗は止まり、3位・DeNAに対し、ゲーム差なしに肉薄。指揮官は「少しチームの流れが良くない中で、しっかりと1人で耐えてくれたなと思う」と絶賛。し烈さを増すCS権争いにも「最後までこういうのが続くのかなと思っているので、何とか1つでも上にいけるように頑張りたい」と力を込めた。