履正社・安田がプロ志望を表明 目標は「松井秀喜さん」 清宮にもエール

プロ志望届提出表明会見で座右の銘をしたためた色紙を手に笑顔を見せる履正社の安田尚憲=履正社医療スポーツ専門学校茨木キャンパス(撮影・持木克友)
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 今秋ドラフト1位候補の履正社・安田尚憲内野手(3年)が22日、茨木市内の履正社医療スポーツ専門学校茨木キャンパスで会見し、プロ志望を正式に表明した。

 12球団OKの姿勢を示し、「目標はプロ野球選手になることなので。球団はどこでも関係なく、夢であるプロ野球選手になれれば」と話した。

 目標の選手には松井秀喜氏(元巨人など)の名前を挙げ、「松井秀喜さんのような選手になることがずっと目標だった。人間的なところもだし、僕も成長して日本球界を代表する打者になりたい」と意気込んだ。

 早実・清宮と同日のプロ志望表明となったことについては、「たまたまだけど、びっくりした。なかなかこんなことはないと思う。一緒に表明することができてよかった。カナダで3週間、一緒に戦ってきた仲間だし、ライバルだし、お互い頑張っていきたいなと思う」とプロでも切磋琢磨(せっさたくま)することを誓った。

 安田は身長188センチの恵まれた体格から、高校通算65本塁打を放った左のスラッガー。主軸として昨秋の明治神宮大会優勝や、今春センバツ準優勝に貢献した。

 今夏は甲子園出場を逃したが、高校日本代表に選出され、清宮らと9月のU-18W杯に出場。全9試合で3番に入り、打率・324を記録して3位に貢献した。

 近日中にプロ志望届を提出する。

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