ヤクルト47年ぶりの90敗、残り7試合でワーストタイ94敗の危機も
「ヤクルト1-8阪神」(23日、神宮球場)
ヤクルトは投打ともに振るわず、1970年以来となる47年ぶりの90敗目を喫した。先発の由規は4安打ながら6四球が響き5回4失点(自責点2)で5敗目となった。
四回は1死から福留に四球を与えると、ロジャースに左前打、鳥谷に四球を許し満塁。続く大和に対しての5球目が捕手・中村の股を抜け、捕逸で先制点を献上。直後に中前適時打を浴び、さらに1点を失った。
五回は2死から四球の直後にロジャースに2ランを浴び「あそこで試合が決まった」と猛省。打線は3安打と見せ場がなく、相手の失策の1点のみに終わった。
真中監督は「みんな必死にやっている」と話したが、残り7試合で球団ワーストタイの94敗が現実味を帯びてきた。