ヤクルト来季新監督に小川SD復帰へ OB宮本氏がHC入閣
ヤクルトの来季監督に小川淳司シニアディレクター(60)が復帰し、OBで野球評論家の宮本慎也氏(46)がヘッドコーチとして入閣することが24日までに分かった。
真中監督の後任について根岸オーナーは「シーズン終了後、速やかに発表する」と話し、衣笠球団社長は「これまでの流れをくんでいる人。外部招聘(しょうへい)より、球団OBになるのでは」と内部調整を示唆。人選は最終段階に入っていた。
小川SDは2010年5月から代行監督、11年から4年間監督を務めた。15年からは編成トップのSDに就任。また、宮本氏は95年の入団から19年間ヤクルト一筋。守備の名手として黄金期を支え、ゴールデングラブ賞を10度受賞。12年に2000安打をマークし、13年限りで引退。小川監督の第1次政権時は09年から選手兼任コーチとして支えていた。
本格交渉はこれからだが、宮本氏の5年ぶりの現場復帰に大きな障害はない。小川監督、宮本ヘッド体制に向けて、球団が最終調整に入っていく。