ゲレーロ来季去就は条件面最優先 中日は残留願うも「これはビジネス」
中日のアレックス・ゲレーロ内野手(30)が26日、自身の来季について条件ファーストの考えを明かした。中日への愛着も語りつつ、プロ野球選手として自分の価値を冷静に判断するつもりだ。
この日、ナゴヤドームの全体練習に参加したゲレーロは自身の去就について口を開いた。「これはビジネスだからね。最終的には自分で決めることになる。日本でもアメリカでも、世界中どこでも」。条件面を最優先に交渉を進める考えを明かした。
チームへの愛着もある。「ドラゴンズが好きだし、コーチや選手とも仲良くやってこれた」。今季はここまで35本塁打を放ち、リーグトップを快走中。シーズン開幕当初、不振だったが粘り強く首脳陣が指導し、起用し続けてくれた恩義もある。当然、球団としても白井オーナーが「手放さないよ」と話すなど残留を熱望している。
ただ、1年契約のため、その後は「自由の身」に。球団としては契約意思を表す保留者名簿の提出期限となる11月30日までに決着をつけたい考えだ。