ドラフト候補の奈良学園大・宮本、4打数無安打に「負けた責任感じる」
「近畿学生野球リーグ・大阪市大5-2奈良学園大」(28日、シティ信金スタジアム)
今秋ドラフト上位候補の奈良学園大・宮本丈内野手(4年・履正社)は4打数無安打に終わり、チームも大阪市大に敗れて勝ち点を落とした。
宮本は「7番・指名打者」で先発。得点圏に走者を置いた場面で3度凡退し、「負けた責任を感じている。今日は何かがおかしかった。負けてから言うんじゃ遅いけど、もっと万全な準備をしたい」と反省を口にした。
11日・神戸大戦で腰を痛め、25日・大工大戦で4戦ぶりに指名打者で先発復帰していた。今週からは守備でも通常メニューをこなしているが、この試合も大事を取って守備には就かなかった。「もう痛みはない」と話しており、10月3日・神戸大戦から遊撃に入る予定だ。
今季はリーグ史上5人目の通算100安打を達成。走攻守3拍子そろった遊撃手の元には、すでに阪神、巨人、ソフトバンクから調査書が届いている。「(結果が伴わずに)焦りもある。万全な状態でいけるようにしたい」と残り少ないチャンスでプロにアピールを誓った。