DeNAラミレス監督、井納にご立腹 能見に打たれ「甘く見てはいけない」
「DeNA2-11阪神」(28日、横浜スタジアム)
DeNAは重要な一戦で虎に大敗した。痛恨だったのは井納翔一投手(31)の背信投球だ。三回1死後に投手の阪神・能見にこの日、初安打を打たれ、そこから打者一巡の猛攻を浴びて6安打5失点を喫した。右腕は今季自己最短の3回で降板し、10敗目を喫した。
アレックス・ラミレス監督(42)は「三回は特に2アウトを取った後になかなか、抑えることができなかった。そこがターニングポイントだと思います」と厳しい表情を浮かべた。さらに「(投手陣には)『どんなバッター、相手がピッチャーでも甘く見てはいけない』といつも言ってる」とご立腹だった。
投手陣が炎上し、相手に特大のダメージを与えられたことは間違いない。29日・阪神戦(横浜)も絶対に落とせない一戦となった。「今日のことは変えられない。今日使ったピッチャーもあしたしっかり準備してもらう」と指揮官は総力戦で挑む構えを見せた。
4位の巨人にゲーム差なしに迫られ、2年連続CS進出に向けて正念場を迎えた。ラミレス監督は「今日の結果は変えられない。あしたはあした。しっかり切り替えて、準備してあしたしっかり勝ちにいきたいと思います」と明言。そして「あした勝つこと。それしか考えてないです」と言葉に強い決意を込めた。