ヤクルト・ドラ1寺島 強心臓でプロ初先発初星だ「打たれた後のことは考えない」
ヤクルトのドラフト1位・寺島成輝投手(19)が、30日・中日戦(神宮)でプロ初登板初先発する。「打たれた後のことは考えない」と“強心臓”で竜打線をねじ伏せる。29日は2軍の練習施設で、先輩の石川らとダッシュなどで調整した。
春季キャンプ中に左内転筋筋膜炎、5月に左肘痛を発症した左腕。待ちに待ったデビュー戦へ「緊張というのはまだない。普段通りの感じです」と平常心で臨む。
履正社時代は最速150キロを誇り、楽天・藤平、広島・高橋昂と「高校BIG3」と呼ばれた。既に2勝している藤平に対し「人は人。自分は自分」とその活躍に気持ちが揺さぶられることはない。
チームは7連敗中で球団ワーストタイの94敗。苦しい状況は続くが、ドラ1左腕の快投が希望の光となる。