日本ハム プロ野球ワーストタイの19残塁で完封負け 栗山監督「全ては私の責任」

 「日本ハム0-3楽天」(29日、札幌ドーム)

 九回2死一塁。西川が空振り三振に倒れると、札幌ドームはため息に包まれた。拙攻のオンパレードでプロ野球タイ記録の19残塁で今季18度目の完封負け。日本ハム・栗山英樹監督は「すごいねえ。並んだの。全ては私の責任」と自虐的に笑いながら嘆いた。

 5度の満塁機がありながら、ことごとく好機をつぶした。走塁ミスも重なった。五回は先頭の大谷が右翼線へ鋭い打球を放ち、二塁へスライディング。起き上がってベンチへ向かって笑顔を振りまいたが、その間に楽天守備陣の中継が乱れ、送球は三塁ファウルゾーンへ転々。これを見落として三塁へ進塁できなかった。1死後、レアードが左前打を放ったが、大谷は三塁ストップ。完封負けの一因となった。

 2安打を放った大谷だが、栗山監督は「ちゃんと走塁をやってください」とムッツリ。この日の敗戦で昨年の日本一チームの5位以下が確定。残り6試合について「しっかりやります」と指揮官は出直しを誓った。

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