オリックス 小林が頭部付近に打球を受け救急搬送 出血も球団広報「意識ははっきり」
「オリックス-ソフトバンク」(30日、京セラドーム大阪)
20時3分ごろ、オリックスのドラフト5位新人・小林慶祐投手(24)が六回に先頭の高谷の打球を右頭部付近に受けこん倒し、15分後に救急搬送された。
頭部付近に受けた打球は右翼まで転がった。小林はマウンド付近で足をばたつかせたが、起き上がることができず。プレー中だったが、一塁ベンチからオリックス首脳陣やトレーナーが駆けつけた。
小林は頭部付近から出血しており、マウンド付近で応急処置が取られたが、プレーを止めてグラウンドに救急車を入れて救急搬送することになった。
場内アナウンスにスタンドが騒然とする中、20時13分に左中間のフェンスが開けられ救急車が登場。一塁ベンチから全員が飛び出して見守る中、担架に乗せられ運び出された。
「小林ガンバレ!」の声と拍手に送られるように20時18分、救急車は球場を後にした。
その後、球団広報は「打球が右眼瞼部上付近に直撃したため、救急車で大阪市内の病院へ搬送されました。裂傷し、出血はしておりますが、意識ははっきりしております。これから精密検査等を行う予定です」と発表した。
小林は先発・山岡の後を受け、五回途中から2番手で登板していた。