ヤクルト 逆転で連敗を7で止める 初登板初先発の寺島は四回途中5失点 坂口V打
「ヤクルト7-5中日」(30日、神宮球場)
ヤクルトが逆転勝ちで連敗を7で止め、シーズンワースト敗戦数更新をとりあえず免れた。
同点の八回1死満塁から坂口の左前2点適時打で勝ち越した。
決勝打を含む3安打3打点を挙げた坂口は「抜けてくれと思いました。若い投手を盛り上げられればと思いました。ピッチャー頑張って野手が迷惑かけることが多かったんで打てて良かったです」と振り返った。
二回までに4点をリードされながら三回に山田の中前適時打、バレンティンの32号3ランで同点とした。1点を勝ち越された四回には1死三塁から坂口の右犠飛で再び試合を振りだしに戻した。
プロ初登板初先発のドラフト1位ルーキーの寺島(履正社)は、序盤に失点を重ね四回途中5失点で降板。救援陣が踏ん張り打線の奮起を呼んだ。
ヤクルトは28日の広島戦(マツダスタジアム)で敗れ、球団創設元年の国鉄時代、1950年以来67年ぶりに球団ワーストタイの94敗目を喫した。残り2試合となり、記録更新阻止
中日は先発大野が序盤のリードを守れず7回5失点。2番手祖父江が打たれた。