DeNAラミ監督CS&続投ゲッツ!手腕やファンサービスを球団が評価
「DeNA13-7広島」(1日、横浜スタジアム)
第一関門を突破した。DeNAは3位を確定させ、CSファーストS進出の切符を勝ち取った。地元ファンの大歓声が沸き起こる中、整列したナインをアレックス・ラミレス監督(42)は頼もしそうに見つめた。そして「グレートフィーリング!」と興奮気味に話した。
就任1年目の昨季から2年連続でチームをAクラスに導いた指揮官。今季が2年契約の最終年だったが、球団はその手腕や育成能力、チームマネジメント、ファンへのサービス精神を高く評価。試合後には球場を訪れた南場智子オーナーから来季の続投を要請され、受諾した。
9月上旬には「結果に関わらず、続投してもらいたいという方向で方針は出ていました」と同オーナー。試合に集中してもらうため順位が確定したこの日の発表となった。来季球団と1年契約を結ぶラミレス監督は、「優勝は絶対的な目標」と決意も新たにした。
今年の戦いはまだまだ続く。昨年はCSファイナルSに進みながらも広島に1勝しかできず敗退し、悔しい思いを味わった。「これから甲子園に行って阪神に勝ちます!広島に行って必ず広島に勝ちます!」と、日本シリーズで横浜に帰ってくることを力強くファンに約束したラミレス監督。ここからさらに勢いを加速させ、ファーストSで虎退治に挑む。