DeNAルーキー細川成也がプロ初打席初本塁打 「いってくれー!」
「DeNA-中日」(3日、横浜スタジアム)
DeNAのドラフト5位・細川成也外野手(明秀学園日立)がプロ初打席初アーチの離れ業をやってのけた。
この日、初昇格し「5番右翼」でプロ初のスタメン出場。一回2死一、三塁の場面で中日・笠原の直球を豪快にフルスイングした。弾丸ライナーの打球が、バックスクリーンに直撃。プロ1号の3ランとなった。
ラミレス監督が「将来的には、1軍のレベルで40本の本塁打を打てるだけのポテンシャルを間違いなく持っている」とその潜在能力の高さにぞっこん。秘蔵っ子の衝撃デビューを目の当たりにした指揮官は、ベンチで興奮気味に笑みを浮かべていた。
細川は「打席に入るまでは少し緊張しましたが、いざ打席に入った時は平常心でいられました。真っすぐのタイミングでフルスイングしようと決めていました。感触は良かったですが、『いってくれー!』と、思いながら走りました。引き続き頑張ります!」と笑顔で話した
DeNAでは2014年5月31日の交流戦・ロッテ戦で乙坂智外野手が放って以来の「プロ初打席、初本塁打」となった。